ホームはじめにアザミ一覧表 >3.キセルアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

  多年生草本、0.4~1.2mH

  根生葉:花期にはロゼット状で残っている。

      形状は狭卵形で13~47cmL(葉柄を含む)、

            3~10cmW,羽状浅裂~中裂 又は時々ほぼ全縁

      で牙歯縁を持つ。

      もし羽状裂の場合 裂片は5~8対で1~4mmLの

      針がある。 

  茎 葉:数個有、根生葉より小さく 抱脚するが沿下

      しない。

  花 期:8~10月。頭花は1ケ又は2~5ケで花期には

      下向きで結実期には上向きになる。

      花柄は5~15cmL.

  総 苞:鐘~筒形、紫か緑。13~27mmL,11~29mmφ

     (自然で)で無毛。

     (総苞の径は長さより短い)

  総苞片:7列、斜上した先端があり半直立

  腺 体:通常存在しない。      


  分 布:本州、四国、九州

      日当たりの良い川辺や湿地。

      5~1800m、

Sec.Ⅲ  Onotorophe      Subsect.Ⅰ  Sieboldii

3. キセルアザミ(マアザミ)   C. sieboldii

■写真解説

① 肥沃な湿地では高さが1.5m位の大型なキセルアザミと

  なる。(北茨城市)

② 川辺では0.5m程の高さである。

  上部で分枝する(滋賀・高島市朽木) 

③ 長い花柄の先に頭花は下垂する。(尚花後は上向きに

  なる)総苞は鐘形で紫色帯びた緑色、クモ毛はない。

  総苞の径は長さより少し短い。総苞片は7列で重なっ

 ているが先端部は斜上している。

④ 根生葉の切れ込みは深くなく葉柄は翼があり長くない


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