4. ヒダキセルアザミ C. hida-paludosum
■写真解説
① 郡上市・ひるがの高原湿地にて撮影。
他の湿地植物と混生する。
② 頭花は上向きで 総苞の径は長さより短く
総苞は花期には緑系であるが花後は紫色となり、
クモ毛は目立たない。総苞片は7列で圧伏する。
③ 茎葉はわずかに抱脚している。
④ 根生葉は羽状深裂するが、キセルアザミより丸みの
ある裂片となる。
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多年生草本、
根生葉:形状は狭卵形、15~52cml,(葉柄を含む)、
3.5~16cmW,葉状深裂で裂片は8~12対、
1mmlの鋭い針有。
茎 葉:数個で根生葉より小さく 抱脚するが沿下
しない。
花 期:8〜9月。頭花は1個か2〜4個で通常は
直立。(結実時期も)
花柄は2~12cmL.
総 苞:円筒形か円筒状鐘形で 紫色。19~29mml,
17~18mmφ(自然で)無毛かクモ毛が拡が
っている。(総苞の径は長さより短い)
総苞片:7列(披針形)直立し約1mmlの短い針が
先端にある。
腺 体:存在しない
分 布:岐阜、湿地 600〜1000m