ホームはじめにアザミ一覧表 >8.ツクシアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

  多年生草本、0.5~1m H。

  根生葉:通常 花期にはロゼット状で存在するか

      時には枯れている。

      形状は狭卵形か狭楕円状披針形、20~40cmL,

      8~18cmW, 羽状浅~中裂. 裂片は4~8列、

      2~8mmLの鋭い先端がある。葉柄は短く

      2~6cmで抱脚しない。

  茎 葉:根生葉より小さい。葉柄は沿下しないか時々

      わずかに耳片(5~15mmLの針)があり 沿下

      する。

  花 期:9~12月。頭花は数個または単一が下向き

      につく。花柄は1~10cmL.            

  総 苞:半球形~広鐘形、緑色か紫を帯びている。

      16~21cmL(6)8~13mmφ(自然で)クモ毛が拡

      がっている。

  総苞片:6列、半斜上又はやや反曲した約2mmLの鋭い

      先端があり斜上する。

  腺 体:存在しない。

  

  分 布:四国、九州

      温暖地域の日当たりの良い草原、600~1,700M

Subsect.Ⅴ Megalophylla

8、ツクシアザミ   C.  suffultum 

■写真解説

① 福岡・英彦山の山道で撮影。通常 草原にあり非常に

  大型なアザミ。

② 総苞は広鐘形で緑色、濃いクモ毛が拡がっている。

  総苞片は 6列で上半部から斜上又は少し反曲する。

③ 茎葉には耳片があり やや抱脚する。

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