ホームはじめにアザミ一覧表 >11.テリハアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

  多年生草本草本、1~1.5mH.

  根生葉:花期にもロゼット状で残っている。形状は

            楕円形~狭卵形、30~50cmL, 20~30cmW。羽状

            中裂、裂片は4~8対 1~3mmLの針がある。

  茎 葉:根生葉より小さく 耳片があり抱脚し3~10mmL

           の針がある。

  花 期:6~11月。頭花は2~5個の集合花又は単一で点頭

      する。花柄は太く0.5~8cmL。

  苞 葉:数個、披針形~卵形。羽状浅裂、1~5cmL,

      3~10mmLの鋭い針がある。 

  総 苞:半球形~鐘形、 18~24mmL, 18~36mmφ

  総苞片:6列 尖った先端(1~2mmL)があり 斜上す

      る。

  腺 体:存在しない。      

  

  分 布:西日本、四国、九州

      川沿い。 温帯の湿潤地



11. テリハアザミ   C.  lucens

■写真解説

① 広島県東城・帝釈峡のやや湿潤な所に群生していた。

② 頭花はやや下向きに付き 大きな苞葉がある。

③ 総苞は半球形で緑色。 総苞片は重なり合い(列数不明)

  斜上する。

④ 茎葉は耳片があり 抱脚する。

⑤ 根生葉(下茎葉)はすこし光沢があり 中肋はやや白く 

  裂片の先端部には白紋がある。


  (撮影した本種は現在 タイシャクアザミとされ 

    テリハアザミは花冠が黄白色系で九州(熊本)に

    産するアザミとされている。)

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