多年生草本, 0.7~1mH.
根生葉:通常ロゼット状で残っている。形状は楕円形
~披針形、20~35cmL, 6~10cmW,裂片は羽状中
~深裂、5~8対、強い針(7~16mmL)がある。耳
片はあるが沿下しない。葉柄は2~10cmL.
茎 葉:根生葉より小さく 耳片があるが沿下しない
5~10mmLの針有。
花期 :10~12月。頭花はいくつか点頭する。花
柄は1~15cmL.
総 苞:鐘形~広鐘形、緑色、17~22mmL,8~13mmφ
(自然で)、クモ毛がある。
総苞片:6列、わずか又は強く反曲した先端がある。
腺 体:存在しない。
分 布:九州南部(鹿児島)
草地、林縁 50~400m
13.ノマアザミ C. chikushienense
■写真解説
① 鹿児島・野間岳中腹で撮影。ツワブキ等と共に混生してい
た。
② 通常 分枝し 頭花はその先に点頭する。
③ 総苞は鐘形で緑色~紫色、クモ毛はわずかにある。総苞片
は6列で上半部は反曲している。
④ 茎葉は耳片があるがはっきりとは抱脚していない。
⑤ 多くの根生葉がロゼット状に付いている。
クリックすると拡大写真が見られます