多年生草本、(0.4)1~1.5mH。
根生葉:葉は厚みで時には肉質で 花期にもロゼット
状で残っている。形状は楕円形、20~40mmL,
10~15cmW。羽状中裂、裂片は5~7対、3~4mmLの
針がある。
茎 葉:根生葉より小さく 基部にあきらかに耳片が
あり 4~8mmLの針がある。
花 期:8~9月。頭花は単一又は2~5個が下を向いて
いる。花柄は3~14cmL.
総 苞:鐘~広鐘形、濃紫色~黒紫色、20~27mmL, 15~
20mmφ(自然で)クモ毛がある。
総苞片:6列、斜上した先端を持ち半開出。
腺 体:中片に長楕円形の腺体があり 粘る。
分 布:鳥海山
Subsect.Ⅶ Schantarensia
17.チョウカイアザミ C. chokaiense
■写真解説
①②山形県鳥海山河原宿にて撮影。
③ クモ毛で覆われた花柄の先に頭花は単一又は数個付く。
上部の茎葉は羽状中裂で鋭い針がある。
④ 総苞は黒紫色の鐘又は広鐘形でクモ毛があり よく粘る。
花部は筒部の半分位である。総苞片は6列で重なり合って
いる。
⑤ 中茎葉には耳片があり抱脚している。
⑥ 下茎葉(根生葉)は羽状深裂で7対の裂片がある。
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