多年生草本 0.3~0.5mH。
根生葉:花期にも残っている。
茎 葉:形状は楕円形~卵形、14~21cmL、7~12cmW、羽
状深裂、8~13対。基部には耳片があり抱脚す
るが沿下しない。
花 期:8~9月。頭花は集合して2~5個又は単一。
総 苞:鐘形、紫色、18~22mmL、18~23mmφ(自然で)
無毛。
総苞片:5列、斜上した先端がつき 半開出。
腺 体:内片の中肋のみに線形の腺体がある。
分 布:本州北部(飯豊、朝日山地、月山、鳥海、栗
駒山)
高山草地、1,500~1,900m、
21.ナンブタカネアザミ C. nambuense
■写真解説
①②山形県月山 姥が岳にて撮影。
頭花は上向きに付く。頭頂花は集合花で花柄はほとんど
ない。
③ 茎から長く伸びた枝にははっきりとした花柄がありその先
に花を付ける。
④ 総苞は紫を帯びた緑色の鐘形で クモ毛があり すこし粘
る。総苞片は5列で ほぼ開出している。
⑤ 中茎葉は羽状深裂し 耳片があり抱脚している。
⑥ 下茎葉(根生葉)も羽状深裂で10対位の裂片がある。
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