多年生草本 0.1~1mH.
根生葉:花期にも残っている。形状は狭卵形~楕円形
10~15cmL、4~10cmW、羽状(浅)中~深裂、葉
柄があり 通常10~13対、斜上し (1)2~8mml
の針がある。
茎 葉:耳片があり 抱脚する。
花 期:1~5月。頭花は3~6個、直立している。花柄
は2.5~10(15)cmL.
総 苞:半球形~球形、15~20mmL、18~32mmφ(標本で
)クモ毛が拡がっている。
総苞片:5~6列、斜上した先端があり 開出している。
腺 体:存在しない。
花 冠:ピンク~紫~黄系白色、(15)18~22mmL.
分 布:琉球(奄美大島、尖閣諸島)
海岸岩地や草地 100m以下
Subsect.Ⅷ Arenicola
22.シマアザミ C. brevicaule
■写真解説
① 沖縄古宇利島にて撮影。1月より開花し長期に花が見られ
る
② 総苞は広鐘形で緑色、クモ毛は見られない。総苞片は6列で
先端は斜上する。沖縄では花冠は白色であるが 奄美、八
重山諸島ではピンク色である。(イリオモテアザミ参照)
③ 茎葉には耳片があり抱脚する。茎に縮毛はほとんど見られ
ない。
④ 下茎葉には短い葉柄があり 10対以上の裂片がある。
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