ホームはじめにアザミ一覧表 >24.オイランアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

  多年生草本、通常0.25~0.6mH.

  根生葉:花期にもロゼット状で残っている。

      形状は楕円形~狭卵形、10~40cmL、4~10cmW。

      羽状中~深裂、裂片は6~8対で形状は卵形~五

      角形で外側を向いている。

      4~10mmLの丈夫な針が付いている。

  茎 葉:耳片があり 抱脚している。

  花 期:7~1月。頭花は3~6個、直立又は傾いている

      花柄は半無柄で頂上に集合している。

  総 苞:半球状~鐘状、15~20mmL、10~18mmφ(自然で

      )半無毛かクモ毛が拡がっている。 

  総苞片:5~6列,狭卵形、斜上した先端があり開出して

      いる。

  腺 体:存在しない。

  分 布:南九州、奄美大島

      海岸岩場、草地斜面  0~100mH, 


24.オイランアザミ   C.  spinosum

■写真解説

① 鹿児島県笠沙海岸(防波堤、草地)にて撮影。防波堤(日

  当たりの良い)の個体は茎が赤褐色となり よく分枝して

  いる。

② 草地の個体。茎葉の刺先端は白色になる。

③ 花柄は短く総苞の状態は確認し難いが 蕾の状態で見ると

  総苞片は6列。

④ 下茎葉は耳片がありわずかに抱脚する。茎葉の裂片の

  内側は外を向く。


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