多年生草本、通常0.25~0.6mH.
根生葉:花期にもロゼット状で残っている。
形状は楕円形~狭卵形、10~40cmL、4~10cmW。
羽状中~深裂、裂片は6~8対で形状は卵形~五
角形で外側を向いている。
4~10mmLの丈夫な針が付いている。
茎 葉:耳片があり 抱脚している。
花 期:7~1月。頭花は3~6個、直立又は傾いている
花柄は半無柄で頂上に集合している。
総 苞:半球状~鐘状、15~20mmL、10~18mmφ(自然で
)半無毛かクモ毛が拡がっている。
総苞片:5~6列,狭卵形、斜上した先端があり開出して
いる。
腺 体:存在しない。
分 布:南九州、奄美大島
海岸岩場、草地斜面 0~100mH,
24.オイランアザミ C. spinosum
■写真解説
① 鹿児島県笠沙海岸(防波堤、草地)にて撮影。防波堤(日
当たりの良い)の個体は茎が赤褐色となり よく分枝して
いる。
② 草地の個体。茎葉の刺先端は白色になる。
③ 花柄は短く総苞の状態は確認し難いが 蕾の状態で見ると
総苞片は6列。
④ 下茎葉は耳片がありわずかに抱脚する。茎葉の裂片の
内側は外を向く。
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