多年生草本、0.1~0.6mH.
根生葉:花期にもロゼット状で残っている。形状は狭
卵形~楕円形、10~40mmL、2.5~10mmW、裏面の
中肋に沿って長い白色直立毛がビロード状に
ある。裂片は6~9対、直立し鋭く裂けて2~4mmL
の針が付いている。葉柄は1.5~5cmL。
茎 葉:耳片がなく 半抱脚している。
花 期:6~12月。頭花は1~3個で直立している。花
柄は1~3mmL。
総 苞:鐘形、22~28mmL、9~14mmφ(自然で)、無毛
総苞片:5~6列、卵形、斜上した先端(2~4mmL)があり
開出している。
腺 体:存在しない。
分 布:本州、四国、九州。
海岸岩場及び草地、 20mH以下
25. ハマアザミ C. maritium
■写真解説
① 宮崎県鵜戸崎海岸岩場にて撮影。上部は分枝し 茎は赤褐
色を帯びる。
② 花柄は短いので総苞の状態は花後の方が判り易い。総苞片
は6列で先端のみ斜上する。
③ 茎葉には小さな耳片がありわずかに抱脚する。
④ 茎葉の裂片(裏)中肋には長い白色毛がある。
クリックすると拡大写真が見られます