葉 :わずかに黒色系緑、多少クモ毛がある。褐色
短毛に覆われていて裏面は無毛。2~6mmLの針
がある。
総苞片:1~2mmLの針がある。
頭 花:単生又はコンパクトな散状花序で2~4個が付い
ていて わずかに下を向いているか 直立。
総 苞:多少クモ毛があるか無毛。
分 布:北部九州(対馬、福江島)
100~500Mの明るい草原
変種―2 カラノアザミ
C. japonicum var. maackii
■写真解説
① 長崎県対馬市上県(琴)にて撮影。山の道脇に生育し平地
には少ない。
② 開花の初期には頭花はやや下を向く。ノアザミは通常直立
している。葉の色はやや黒味を帯びた個体が多い。
③ 総苞は鐘形で緑色。総苞片は6列で先端は針状になり斜上す
る。
④ 茎葉の裏(右)には短毛があり白色を帯びる。(解説と異
なる)
⑤ 下茎葉は羽状中裂で耳片があり抱脚する。根生葉は見られ
ない。
(ノアザミとは開花初期に頭花が下を向く事、茎葉の下面
に毛が多く白色を帯びる点が異なる。ノアザミと区別し難
い個体も多い)
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