多年生草本、 0.5~1.5mH。
茎 :上部は単茎又は分枝している。茎の軟毛は濃
いクモ毛があったり 長い褐色毛があったり
又は無毛と非常に変化がある。
根生葉:通常花期には残っている。形状は狭卵形~狭
楕円形、15~40cmL, 4~10cmW。羽状中~深裂、
裂片は5~6対、葉柄は1.5~15cmL,
茎 葉:通常根生葉より小さい。2~10mmLの鋭い針があ
り基部は明らかに耳片がある。
花 期:6~10月。頭花は単性又は緩い散房花序で
2~5個が直立。
花柄は1~6cmL.
総 苞:鐘形、通常は紫色か濃い紫色 時には緑色。
15~20mmL、 14~16mmφ(自然で)、無毛かわ
ずかにクモ毛がある。
総苞片:6~7列、狭卵形、直立か圧着している。
腺 体:披針形~線形で全ての総苞片上にあり非常に
粘る。
花 冠:濃い紫色。
分 布:日本、韓国、台湾、中国等
28.ノアザミ C. japonicum
■写真解説
① 京都・舞鶴の海岸付近の畑にて撮影
② 総苞片は6~7列。先端はやや斜上している。
③ 茎葉には耳片があり抱脚している。
④ 茎の軟毛は個体差が大きく この様に軟毛が発達している
個体も見られる。
⑤ ミヤマコアザミは滋賀県伊吹山に見られる品種。
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