多年生草本 0.5~1mH。
根生葉:通常 枯れているか 時に残っていてもロゼ
ット状でない。
下茎葉:抱脚せず 沿下しない。形状は卵形~楕円形
又は披針形。10~15cmL,4~8cmW, 全縁~粗い
歯牙状葉~羽状浅~深裂、もし 羽状裂なら
3~5対、1~3mmLの強い針がある。葉柄は1~10
cmL.
花 期:9~11月。頭花は2~5個か時々単一で真直ぐ
に付いている。花柄は1~6cmL。
総 苞:半球~広鐘形、緑色~やや紫色を帯びて ク
モ毛が拡がっている。
総苞片:6列、長い反曲した先端があって斜上する。
腺 体:存在しない。
分 布:本州(秋田、岩手~山口県)、四国、九州
日当たりの良い草地 200~1,000m
Sebsect.ⅩⅠ Dipsacolepis
30.モリアザミ (ヤブアザミ、ゴボウアザミ)
C. dipsacolepis
■写真解説
① 長野・霧が峰高原にて撮影。
② 茎は上部で分枝する。上茎葉は比較的大きく羽状中裂。
③ 総苞は広鐘形で 長い(特に中片)総苞片(6列程度)が
付き 斜上している。また総苞片の背面に3本程の条線が
見られる。
④ 中茎葉には小さな耳片があり抱脚している。茎には短毛が
蜜に付く。
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