多年生草本、0.5~1.5mH.
根生葉:花期には枯れている。
茎 葉:楕円形~広卵形、10~20cmL, 6~10cmW, 羽状浅
~中裂、又は粗い歯牙葉、裂片は4~6対、
2~4mmLの弱い針がある。基部には耳片があり
抱脚し沿下する
花 期:7~8月。頭花は単一又は集合花で2~6個が直
立又は斜めにつく。花柄は短く0.5~2cmL.
総 苞:鐘形~球状形、緑色、20mmL, 18~20mmφ(自
然で)、クモ毛がある。
総苞片:6列、斜上した先端(2mmL)があり半開出。内
片は外片と同じ長さ。
腺 体:通常ないが 時々内片の中肋上にある。
分 布:本州北部(朝日連峰から鳥海山)
高山~亜高山草地 1,000~1,800m,
Subsect.ⅩⅡ Erecta
31.ウゴアザミ C. ugoense
■写真解説
① 秋田駒ケ岳8合目の登山道で撮影。群生する事が多い。
② 尾根筋では背が低く 頭花は上を向く。
③ 総苞は鐘形で緑又は紫色、クモ毛がある。総苞片は鋭く尖
り中、内片はほぼ同じ長さで斜上する。総苞片列数は5列
以上。
④ 茎葉には耳片があり抱脚する。茎には縦溝がある。
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■写真解説
①② 八幡平にて撮影
③ 総苞片の先は鋭く尖り 総苞片列数は6列。
④ 茎葉の基部には大きな耳片があり 茎を抱き込み
わずかに沿下する。
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