多年生草本、0.5~1mH.
根生葉:花期には枯れている。
茎 葉:楕円形~広楕円形又は広卵形、15~24cmL, 8
~15cmW, 羽状浅~ 中裂 又は時々粗い歯牙
縁、裂片は4~6対 2~6mmLの鋭い針がある。基
部は耳片があり抱脚するが沿下しない。
花 期:8~9月。頭花は通常単一で直立。花柄は
1~6cmL,で太い。
総 苞:鐘形、通常紫色で時に緑色、18~20mmL, 20~
25mmφ(自然で)ほとんど無毛。
総苞片:6列、斜上した先端(2mmL)があり半直立。
腺 体:存在しない。
分 布:本州北部(早池峰山、岩手山)
高山及び亜高山 背の高い草地
34. ガンジュアザミ C. ganjuense
■写真解説
① 岩手県早池峰山の頂上付近で撮影。
② 頭花は通常は単一であるが 総状花序になる個体もある。
③ 総苞は紫色を帯びた緑色でクモ毛は見当たらない。総苞片
は伸長し斜上又はやや反曲する。
④ 茎葉は耳片があり抱脚する。尚茎葉の切れ込みの程度は個
体差が大きい。
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