多年生草本0.7~1.5mH.
根生葉:花期には枯れている。
茎 葉:披針形~楕円形。10~20cmL, 4~9cmW, 粗いか
細かな歯牙状又は稀に非常に浅い羽状裂。裂
片は4~5対。基部は抱脚し 多少耳片状である
が沿下しない。
花 期:8~9月。頭花は2~5個かそれ以上集合して
直立か傾いている。花柄は0.2~1 短い。
総 苞:鐘形で紫を帯びる。18~20cmL, 18~20mmφ(自
然で)、クモ毛がある。
総苞片:6列、半直立で斜上した鋭い先端(1~2mmL)が
ある。
腺 体:内片の中肋の痕跡程度。
分 布:北海道 南部、本州 北部(青森、山形県)
山地の広葉樹林及び荒地の林縁 500~1,000m,
37.ミネアザミ(オオイワアザミ) C. alpicola
■写真解説
① 道南の大平山の草原帯で撮影。この個体の茎葉は粗い歯牙
状葉。
② 総苞は緑色(内片は紫色を帯びる)で 総苞片は6列で線
形、中~内片は伸長し斜上する。稀に白花(左)がある。
③ 茎葉は浅い羽状裂する時がある。
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■写真解説
①
②
③
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