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　雌性両性花異株、多年生草本, 0.6-2mH,根茎は丈夫で

　真直ぐ伸び　約5cmφでコード状の根を持つ。

　　茎　：直立　中間部でよく分枝し条線があり、枝は

　　　　　広がって伸びる。

　根生葉：花期には残っていない。

　下茎葉

　色　質：表面は濃緑色　裏面は帯白色。革質

　形　状：無柄又は短い（5cm以内）葉柄がある。広卵形

　　　　　24-35cmL,11-26cm両面無毛又は裏面にクモ毛が

　　　　　拡がっている。鋸歯状か羽状深裂か全裂。

　　　　　3-5mmLの強い針があるが　茎に沿下しない。

　　　　　耳片もなく　沿下せず　抱脚もしない。

　裂　片：羽状裂なら5-8対で裂片は狭卵形、5012cmL

　　　　　2-4cmW茎に沿下しない。

　上茎葉：狭卵形、浅―深裂で4-6対、無柄、耳片はなく

　　　　　抱脚しない。

　花　期：8~10月、頭花は直立か傾いている。ゆるい総状　　　

　　　　　花序か単一花。花柄は5-9cmL,クモ毛があり

　　　　　長い褐色の毛で覆われている。

　総　苞：鐘形で19-21ｍｍＬ、15-18mmφ、クモ毛が

　　　　　拡がっている。

　苞　葉：狭披針形は5-10mmLで5ヶあり　1mmLの針が

　　　　　付いている。　

　総苞片：８－９列で反曲

　　　　　（青森下北半島では半開出または鋭い角度

　　　　　で斜上している。）

　外　片：狭卵形　5-10mmL.で内片より短い。革質

　　　　　2mmLの針がある。

　腺　体：内、中上に退化した又はわずかに粘る線形の

　　　　　腺体が付いている。19-21mmL.

　花　冠：青紫かピンク色（雌性　両性で同じ）で

　　　　　18-20mmL　　　　

　　

　分　布：本州（青森ただし津軽を除く）岩手、

　　　　　宮城〔北部のみ〕主に太平洋側