ホームはじめにアザミ一覧表 >40.キソアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

■写真解説

① 長野県・木曽町御岳(女人堂)にて撮影。

② 登山路の側に群落を作っている。茎葉の脈に沿って白斑が

  現れる個体が多い。

③ 総苞は半球形で紫色、クモ毛がある。総苞片は6列程で斜上

  又はやや反曲する。外片は狭卵形。

④ 茎葉には耳片があり抱脚する。


クリックすると拡大写真が見られます

  多年生草本, 0.5~1mH.

   茎 :直立か傾く。

  根生葉:花期には枯れている。

  茎 葉:上面は濃い緑で 脈沿ってしばしば斑がある

      楕円状卵形~狭卵形、10~30cmL, 4~10cmW, 羽

      状中~深裂、又は時々鋭裂(飛騨山脈より北

      に分布)6~8対。耳片があり抱脚する。

  花 期:8~9月。頭花は通常下を向いている。花柄

      は6~10cmL.

  総 苞:鐘形~半球形、通常は紫で時々緑色、13~20

      cmL,9~16mmφ(自然で)、クモ毛がある。

  総苞片:6~7列, 半直立か斜上、又は少し~強く反曲し

      ている。

  腺 体:常に内片又は中片にあり 披針形。

  花 冠:紫色、15~18mmL。    

  分 布:本州 中部(木曽、飛騨山地、木曽御岳)

      亜高山~高山 草地 2,400~2,800m.



40、キソアザミ  C.  fauriei