ホームはじめにアザミ一覧表 >44-4.ヨシノアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

■写真解説

① 島根県・三瓶町の林道にて撮影。

② よく分枝し 頭花は多く 花柄の先に点頭する。

③ 総苞は鐘形で 総苞片は7~8列で圧伏し先端は斜上する。

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  茎 葉:通常羽状浅~深裂又は半全縁~全縁。

      裂片は羽状深裂なら2~7対で2~5mmLの針があり 

      通常基部で抱脚しない。

  花 期:9~12月。

  総 苞:形状は変化が大きく 半球~巾が広い鐘形

      ~狭筒形。

  総苞片:多少反曲している先端があり 斜上している

  腺 体:中、内片の中肋上に披針形か痕跡状にある。


  分 布:本州 西部(福井県から西側)

      日当りの良い草地、温帯林の林縁。    

      300~1,000m


変種―4 

   ヨシノアザミ   C. nipponicum  var.  yoshinoi

■写真解説

① 奈良県上北山村にて撮影。

  (羽状深裂茎葉の個体)

② よく分枝し 頂部及びその途中に花をつける。

③ 頭花は横向きで 短い花柄がある。

④ 苞は鐘形で緑~紫色、総苞片は8~9列で圧伏しその先端

  は鋭く斜上する。

⑤⑥茎には縦溝があり茎葉は羽状深裂(4裂)、裂片には長い 

  鋭い針がある。

  茎葉の基部には針が付いた耳片があるが抱脚しない。


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