アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium
■写真解説
① 島根県大田市池の原にて撮影。
② 本種の茎葉の形状は変異が大きく
写真は羽状中裂個体の例。
③ 写真は茎葉が歯牙状葉の個体の例。
④ 頭花は細柄の先に点頭する。
⑤ 総苞は筒形で 総苞片は1総苞は筒形で総苞片は12列で
圧着するが先端は開出する。
⑥ 茎葉の基部は楔形で茎に付く。
多年生草本, 約2mH
茎 ：はじめだけ蜜に白色の毛がある。
根生葉：花期には残っていない。
下茎葉：葉は薄く、上面は時に細毛がある。下面は
まばらにクモ毛がある。
形状は楕円状披針形で上方が次第に細くな
り、基部は楔形で短柄があるか 無柄、40mmL
裂片は羽状中裂または浅裂、裂片は5-6対で
卵形または長楕円形で鋭頭、ほとんど刺針が
ない。
花 期：7~9月、頭花は小形で多数。花期には細柄の
先に点頭する。
総 苞：筒形で18~20mmL,25~30mmW,クモ毛がある。
総苞片：12列で圧着。
外片は長楕円形～卵形で短く 2mmL,1mmW,
2mmL,1mmW, 鋭頭、
中片は長楕円形で急鋭頭。中外片共に刺針が
ほとんどなく、ときに上方がすこし粘着する
花 冠：帯紫色で19~20mmL
分 布：本州（中国地方）
イズモアザミ C.indefensum
（別名 トゲナシアザミ）
クリックすると拡大写真が見られます
