多年生草本, 0.7~1.5mH.
茎 :直立、上部で分枝するがあまり伸びない。
クモ毛が拡がっている。
根生葉:花期には枯れている。
茎 葉:形状は狭卵形~卵形、15~40cmL、 抱脚するが
沿下しない。葉柄は短い。
裂片は羽状浅~深裂、裂片は4~7対 5~10mmLの
鋭い針がある。
花 期:9~11月。頭花は総状花序で数個、上向きに咲
く。花柄は細い。
総 苞:筒形、緑色、5~10mmL, (自然で)、クモ毛が
わずかに拡がっている。
総苞片:8~9列、半直立。
腺 体:楕円形で内片の中肋にあり 粘る。
花 冠:青紫色、17~18mmL.
分 布:四国山系
冷温帯林縁、1,300~1,600m.
変種1
49、イシヅチアザミ C. tenue var.ishidzuchiense
■写真解説
① 愛媛県 石鎚山にて撮影
② 花期の初めは分枝した枝は伸びず 棒状の総状花序に
なっている。
③ 花期の終わりでも分枝した枝はあまり伸びない。
④ 総苞は狭筒形、緑色でクモ毛はわずかにある。総苞片は
9列で先端は開出。
⑤ 茎葉には鋭い針がある。基部に短柄があり楔状で茎に付
いている。
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