多年生草本、1~2mH.
茎 :直立し よく分枝する。
根生葉:花期には枯れている。
茎 葉:披針形~卵形又は広卵形で1~3mmL弱い針があ
る。葉の基部に明らかに耳片があり 抱脚す
るが沿下しない。
花 期:7~9月。頭花は数個付き 斜めか直立。花柄は
細く3~23cmL.。
総 苞:狭鐘形~筒形、紫色、12~15mmL, 9~12mmφ
(自然で)クモ毛が拡がっている。
総苞片:8~9列、半直立で圧伏し 又は時々わずか
に斜上した先端がある。外片は鋭い先端が付
いた卵形、2~3mmL。
腺 体:内、中片の中肋に痕跡程度。
花 冠:青紫色、15~17mmL。
分 布:本州 中部(新潟、福島、栃木、群馬県)
日当たりの良い草地、温帯林の林縁、
300~700m。
53、アイズヤマアザミ C. aidzuense
■写真解説
①矮性な個体で解説内容と一致しない点があり 疑問種で
ある。
②総苞は筒型で緑色、クモ毛がある。総苞片は7〜8列で
各片は圧伏せず重なり合い、その先端部は斜上する。
③茎には軟毛があり 茎葉がまばらに付く。茎葉の基部には
耳片があり抱脚する。
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