■写真解説
① 山口県萩市川上村(阿武川上流)で撮影。
② 頭花は数個付く。花柄は細くやや長い。
③ 総苞は狭鐘形でクモ毛があり 総苞片は11列程度で圧伏し
ている。中、外片には小さい針があり直立する。
中片にはっきりとした腺体があり粘る。
④ 花期にわずかに残った下茎葉には耳片があり 抱脚してい
る
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多年生草本、0.7~2mH。
茎 :半直立~傾いている。
根生葉:花期には枯れている。
下茎葉:狭卵形で耳片があり抱脚する。無柄。4~7mmL
の強針が外方向に付いている。
中茎葉:羽状浅裂~粗歯牙状葉、無柄。
花 期:10~11月。頭花は総状花序で2~3ケ、又は単一
下を向いて咲く。花柄は2~15mmL.
総 苞:狭筒形、5~6mmφ(自然で)クモ毛が拡がって
いる。
総苞片:11~12列,圧伏している。外片は広卵形で約1mm
Lの鋭い針がある。最内片は狭倒卵形~披針形
約15mmL.
腺 体:披針形で粘る。
花 冠:ピンク~青味ピンク。16mmL.
分 布:西日本(山口県東部)
その3 ナガトアザミ C. nagatoense