ホームはじめにアザミ一覧表 >61-3.ナガトアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

■写真解説

① 山口県萩市川上村(阿武川上流)で撮影。

② 頭花は数個付く。花柄は細くやや長い。

③ 総苞は狭鐘形でクモ毛があり 総苞片は11列程度で圧伏し

  ている。中、外片には小さい針があり直立する。

  中片にはっきりとした腺体があり粘る。

④ 花期にわずかに残った下茎葉には耳片があり 抱脚してい

  る


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  多年生草本、0.7~2mH。

   茎 :半直立~傾いている。

  根生葉:花期には枯れている。

  下茎葉:狭卵形で耳片があり抱脚する。無柄。4~7mmL

      の強針が外方向に付いている。

  中茎葉:羽状浅裂~粗歯牙状葉、無柄。

  花 期:10~11月。頭花は総状花序で2~3ケ、又は単一

      下を向いて咲く。花柄は2~15mmL.

  総 苞:狭筒形、5~6mmφ(自然で)クモ毛が拡がって

      いる。

  総苞片:11~12列,圧伏している。外片は広卵形で約1mm

      Lの鋭い針がある。最内片は狭倒卵形~披針形

      約15mmL.

  腺 体:披針形で粘る。

  花 冠:ピンク~青味ピンク。16mmL.

  分 布:西日本(山口県東部)


その3 ナガトアザミ C. nagatoense