ホームはじめにアザミ一覧表 >61-4.ゲイホクアザミ

アザミ あざみ THISTLE thistle CIRSIUM cirsium 

 

■写真解説

① 広島県・廿日市市吉和にて撮影。

  本種はゲイホクアザミなのか疑問がある。

 (総苞片列数及び総苞片形状は一致するが 総苞及び下茎葉

  の形状は解説と少し異なる。薄暗い林内なのでストロボ撮

  影をした。)

② 総苞はやや鐘形に近く クモ毛がある。総苞片は11列程度

  で先端の針は斜上する。腺体はあまり目立たず粘らない。

  花柄は短くやや太い。

③ 下茎葉は羽状中~深裂し 葉柄の基部には小さな耳片があ

  り抱脚する。

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  多年生草本,1~2.5mH.又はそれ以上。

   茎 :半直立かやや傾く。

  根生葉:花期には枯れている。

  下茎葉:狭卵形~狭楕円形、羽状浅裂、無柄で耳片が

      あり抱脚する

  上茎葉:羽状浅裂~粗い歯牙状、無柄。

  花 期:9~10月。頭花は2~4ケ、下向き。花柄は5~30

      mmL

  総 苞:狭筒形、11~16mmL.クモ毛が拡がっている。

  総苞片:11~12列, 圧伏している。外片は卵形、約2mmL

      で鋭い先端(約1mmL)がある。最内片は狭倒

      卵形~披針形、約15mmL。

  腺 体:楕円形、粘るか時々粘らない。

  花 冠:青紫色、16~18mmL.    

  分 布:日本西部(島根、広島、山口) 



その4  ゲイホクアザミ  C.  akimontanum